ドイツ語でワインWein、イタリア語、スペイン語でビノvino、ポルトガル語でビニョvinhoといい、いずれもラテン語のvinumからきている。
したがって狭義のワインは、ブドウ果汁を発酵させてできた酒のことで、日本流にいえば生ぶどう酒がこれに当てはまる。
しかし一般にはワインというと、生ぶどう酒に砂糖やブランデーなどを加えたり、草根木皮を抽出してつくったりする酒精強化ワインも含まれる。
またブドウ以外の果実を発酵させてつくる酒もワインとよばれるが、この場合にはワインの上に果実の名前をつけ、たとえばリンゴやモモからつくられたワインは、リンゴワイン、モモワインのようにしてよぶ。
なお、わが国の酒税法上の分類に従えば、これらはすべて果実酒類に入る。果実酒類は「果実酒」と「甘味果実酒」とに分けられ、果実酒のなかにいわゆる本格ワインが入る。
ただ完熟したブドウでも糖分の少ないものが多く、そのまま発酵させたのではアルコールの少ないワインになってしまうので、果汁に糖分を添加して発酵させたものも果実酒としている。
果汁に添加することのできる糖分は砂糖、ブドウ糖および果糖である。発酵してできたワインのアルコール分が15%未満のものは果実酒、15%以上のものは甘味果実酒となる。
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